海運王オナシスとの出会い |
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キャロライン・ケネディ大使が日本に赴任して話題になっていますが、彼女のお母さんはケネディ大統領の死後に海運王のオナシスとも結婚しています。私は、オナシスが彼女と結婚する前に独身だった頃、ニューヨークでお会いしました。丁度日本が経済大国としてずいぶん幅を効かせていた頃です。彼は、一介の労働者の立場からのしあがり、豪華な船や色々な所にオフィスを持っていました。しかし、社長室を持たず、会社の中のどこででも座ってそこで働いている人と話し合うというスタイルを持ち続けていました。
彼は、「ドンドン発展している日本がとやかく言われても出る杭は打たれるということわざがあるんだから、そんなことは気にしないで、日本はそのままでいいんですよ。」と朗らに言ってくれました。なんて人間味あふれる人なんだろうという印象を受けました。
今、日本は周辺諸国から色々なことを言われていますが、自分たちの国家ビジョンを持って日本らしく歩んでいきたものですね。 |
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