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【2014年02月08日】アラン・ドロンとの思い出 |
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アラン・ドロンとの思い出 |
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フランスの俳優であるアラン・ドロンは日本でも美男俳優として一世を風靡した人ですね。
彼のお宅は、パリの凱旋門がすぐ窓の外から見えるシャンゼリゼ通りのマンションで、ロケーションの良いところでした。彼のお家、マンションの中をぐるっと見せてくださったりしたのですが、映写室もあって、映画をまるまる見られるようなお部屋まであるんですね。結構家具も凝ったのがあるなと思ったら、彼は俳優業をしているんだけど、サイドビジネスとして家具を作る会社も持っているみたいでした。
こうゆう人は何か特別な感性を持っているんですね。立派なセンスの良い家具がいろいろありました。
彼は、「太陽がいっぱい」という映画でかなり新鮮な感じで、ヨーロッパから出てきましたよね。今もまだ現役でやっているんじゃないでしょうか。私は彼と出会った時、対談を撮影するテレビクルーを連れっていったんですけど、どうも、そのディレクターがちょっと左翼系の人かなんかで、後で見たら、アラン・ドロンの顔を魚眼レンズで撮っているですね。(笑)もう本当にひどい話で、それは社内的にも問題になったくらいです。撮っている時はわからなかったのですが、せっかくのアラン・ドロンのハンサムな顔が時々、魚眼レンズを通して見たようになり、私が思ったような作品の出来ではなくて、ちょっと残念でした。
アラン・ドロンと結婚していた前の奥さんは、ナタリー・ドロンという女優さんです。この人にお会いしたときには、ミレーユ・ダルクという女優さんと同棲しているような感じでした。両方有名な女優さんでしたね。アラン・ドロンをめぐって縁の深い二人の女性に、私は別々に会っているんですね。
思い出に残るパリでの素敵な出会いでした。 |
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