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【2014年07月16日】グレゴリー・ペックとの思い出 |
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グレゴリー・ペックとの思い出 |
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ハリウッドの大物スターに何人もお会いしましけど、グレゴリー・ペックとの最初の出会いは「世界の主役」の番組でインタビューした時です。その次はロンドンのホテルに泊まっていた時、ローストビーフのおいしいレストランでお食事をしていてふと隣を見たらペック夫妻がいらっしゃったのです。「あら久しぶり」と言ったら、「ちょうどロンドンで撮影しているのでよろしかったら見にいらっしゃいませんか?」とお誘いを受けました。大きなプールを使って船が世界一周の航海をするという場面を撮影していたんですね。
「よろしかったら一緒にロサンゼルスへいかがですか?」と言われ、私もちょうど2回目のインタビューを彼のお家でできたらいいなと思っていたので、同行することになりました。ロサンゼルスの彼の邸宅はとても広く、庭のひとつにプールがあり、そこから坂を下っていくと離れの客間がありましたね。お隣は、ビバリーヒルズでは一番大きな邸宅だというバーバラ・ストライサンドの家でした。彼のお話ぶりは政治的にリベラルな立場です。その後お話もつきませんでした。
ペックさんが東京国際映画祭の委員長として来日されたことがあり、その時に私の事務所にお電話があったんですね。私は海外にいたので秘書が電話を受け、どなたですかと尋ねたら「私はグレゴリー・ペックです」と言われて感動したというエピソードがあります。
チャールトン・ヘストンは保守的ですが、ペックさんはリベラルな方で俳優さんもそれぞれ個性があります。政治の問題にしてもハリウッドのスターは意思表示をして応援しますね。
ペックさんの暖かいお人柄に接したことは、思い出の一コマです。 |
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