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戦後70年の節目の年に |
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今年は戦後70年という節目の年を迎えました。
戦時中、私がまだ幼かった頃、山梨で空襲にあいました。私の家もそうでしたが見渡す限り街を炎が包み込み、成すすべもなく壮絶な光景を目の当たりにしました。しばらくして命からがら自宅に戻ると、焼け落ちた家の押し入れに不発弾がそのままあったり、家の近くの電線のおかげで、地面に落ちなかった爆弾も見ました。落ちていたら、今私はこの世にはいなかったことでしょう。なによりも大切な命の存在ですが、、生死が紙一重の世界にあることを思い知りました。
戦争で起きた光景の恐ろしさは、とても口で全てを言い表すことはできません。多くの戦死者や巻き添えになった無言の犠牲者の数は数え切れません。 そして、原子爆弾をふたつも落とされ壊滅した唯一の国。背負った負担がとてつもなく大きかったからこそ、「戦争は二度と繰り返してはならない」と世界に伝えるべきなのです。 戦後生まれの皆さんが、たとえ戦争の実態を知らなくても、戦争をしたいなんて誰も思っていないはずです。
また、実態と同時に戦争の真実の歴史も知ることが大事です。 日本が全て正しいとは言えません。しかし、純粋で気高い民族であったばかりに、仕組まれ、陥れられた罠があったことも確かです。ぶり返して全てを語らずも、知った上で次の行動を起こすことが大切なんですね。
わずか70年で、痛ましい記憶を知ることも、伝える機会も少なくなりました。しかし、戦争で負った抜け出すことのない記憶をお持ちの方もまだ大勢いらっしゃいます。 戦争とは一体何なのか、今一度考える年であって欲しいと心から願います。
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